こども園で年中になった頃から、お友達とのトラブルや、嫌な事があると部屋から飛び出して行ってしまう事が増え始めたようでした。
再び、発達障害への不安がよぎるものの、心理士の先生の「問題ない」がそれを打ち消してしまっていました。今考えると、ただの現実逃避ですね。
私が現実から目を逸らせている間、子どもはずっと辛い思いをしていたと思うと、本当に心が苦しいです。
言い訳になりますが、不思議な事に家では落ち着いていて、いわゆる癇癪なんかを起こした事はなかったです。おそらく、家では時間に追われる事なく自分のペースで物事を進められたからだと思います。
そんな毎日を過ごしていた中で、母親である私から離れる事を異常に嫌がるようになりました。特に、こども園では泣き叫んで私に追いすがるようになったのです。(後で小児科の先生に聞くと、「母親だけが自分を理解してくれるので、母親のまわりだけが唯一の安全地帯のように感じているのだろう。」と言われました。)
そのことを、先生に相談すると小児療育のある病院への受診を提案されました。
提案をされただけで、まだ診察どころか予約も取ってない状態でしたが、ここでようやく現実に目を向けられる事が出来るようになりました。
そして4歳の時に、診察と検査を経て、ADHDを伴う自閉症スペクトラム症と診断されました。
この頃、気になっていた事。
・偏食がすごく好きなもの(特に麺類)しか食べない。
・寝付きが悪い。眠りが浅い。
・悪夢をよく見て、泣いて起きる。
・母親と離れる事を極端に嫌がる。
・出来ない事や嫌な事があると、教室から飛び出してしまう。
・よく喋る。とにかく喋る。
・じっとできない。
・新しい事に挑戦する事を極端に嫌がる。